うーん、コレって映画括りで良いのか。テレビシリーズっぽくもあるけど。まあ映画カテゴリで出てきたから映画ってことにしておこう。
インフラとかに興味がありつつも1900年あたりの技術史が大変面白く感じている所だったので見たんだけどうおーすげーおもしろい。私鉄による都市開発とか銀座線の開削工法とか今まで今まであちらこちらで得てきた知識がガンガン繋げられていく感じがとても良い。全て電気が称えられる『海底二万哩』とかまで思い出す始末。あとはエジソンの商売上手加減が凄まじいことを改めて思い知らされた感じ。
ドキュメンタリーとしては結構投げっぱなしなところも見当たるというか、それぞれの資料のどこがどこにどう繋がってそういう流れになってるのよ? というのがわからず中途半端に感じるところも多いので、前提の知識がある程度ないと辛いのかもしれない。オレもそんなに知識があるわけではない、というかそもそもボストンの位置づけを知らないレベルなので大変混乱した。主要都市の位置づけくらいはちゃんと憶えて起きたいもんだぜ……
あ、あとボストンコモンの反対運動の下りが大変面白かった。新技術に対する市民の反対という意味でもそうだけれども、アメリカという若い国が自分たちの出自や伝統を大切にするのがなるほどなーって感じ。オマケに独立戦争の骨まで出てきちゃったらまあ、そりゃあ神の意志感じちゃいますよね。