ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

インターネットの申し子: 天才アーロン・シュウォルツの軌跡

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Netflixで観たんだけど動画英語版だとそのまま公開されてるのね。

いやーすごい映画。本当にすごい。

インターネットと法律の関係について、そもそも権利は何故保護されるべきか、みたいな根源からの問い直しがされていて、うんうんそうそう今はそういう時代だよねえと心底共感する。たぶん自分たちは人類の歴史の上でも大きな曲がり角にいるんだよなあきっと。でもって、そこでは人間社会が今まで築き上げてきた社会通念が問い直されなければならない、というのはむしろ自然なことなんだろうなあ。

そんな問い直しの根拠がストレートに合衆国憲法に求められるアメリカってのはすげー国だなあと思うし、ハッカーは生まれるべくして生まれたんだなあと思うし、政府が法を恣意的に運用することに対する危機感ってないとアカンのだなあと思うし、翻って日本における表現の自由を求める運動とはその裏付けが全く違うんだろうなあと納得させられてしまう。そこら辺の肌感覚がないと、鉤括弧付きの「運動」になってしまうのだろうなあ……なんて考えると、同人誌なんかの感覚は比較的肌感覚が近く、山田議員の行動が影響与えたら日本的だったりするのかしら、なんて思ったりもする。

にしてもなー、アーロン・スワーツって自分全く知らなくてもうそれが大変恥ずかしいしガッカリしちゃうよなあ。RSSでCCでRedditで、とか自分でも親しんでるあれやこれやに関わってるとかすごすぎてむしろ呆れるレベル。英語ニュース普通に読んでたらアンテナに引っかかってたのかなあ。