ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

アルカトラズからの脱出

 

アルカトラズからの脱出 [DVD]

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ドン・シーゲルクリント・イーストウッドの師弟コンビ。

全体的に絵が地味な映画で、ストーリーもそこまでエンタメしてるわけじゃないのに、時間を忘れて見入ってしまった。音楽を極力抑えた演出が大変良く聞いているよなあ。画面も暗いカットがかなり多くて、光と影の使い方が大変印象に残る。

特に印象に残るのはキャラクターで、ネズミの人とか絵描きの人とか図書館の人だとか見せ所がバッチリあってさすがだなあと思うんだけど、やっぱあのホモの人が最高に立ってて良い。スパゲティ一本であれだけ不気味な感じ出せるんだからすげーよなー。しかし隣の部屋の人はなんだったんだろう。そこまでしっかり彼のドラマを書いてたようにも思えなかったし、単純に足を引っ張るような役回りでもなかったので、どうも腑に落ちなかった。あれは実話に即した展開にしたってことなのかしら?

しかし女性キャラがこんなに出てない映画も珍しいよなあ。こんなに男臭い映画は『アラビアのロレンス』くらいかもしれない。

 

あと全然どうでもいいけどこの映画で思い出すのは「怪しい伝説」のアルカトラズからの脱出回ですね。あの回でのゴムボートの印象が大変強かったもんだから、もうちょっとちゃんとしたボート作ってくるのかと思ってちょっと拍子抜けしてしまった。