人生は、奇跡の詩

人生は、奇跡の詩 [DVD]

「ライフ・イズ・ビューティフル」も反戦映画だったが、やはり時代が近いだけあって内容が生々しく、ロベルト・ベニーニという役者の演技が笑えない。いやいや笑っちゃいけない内容なので、それはそれでいい気もするのだが、それでもこの役者にそれを求めるのはちょっと辛い。なんというか、意図が強すぎる。

以下雑感
・全然意図していないのに、「ダウン・バイ・ロー」に引き続き、ロベルト・ベニーニ夫妻とトム・ウェイツが出てきて驚く。偶然すぎる。
・後半の脚本が余りに駆け足。
・ラストの余韻はすばらしい。
・この時代でこの映画を撮るのも勇気……か。
・それにしてもほんとうにごちそうさまでした映画です。