ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

新宿鮫5 炎蛹

 

炎蛹 新装版: 新宿鮫5 (光文社文庫)

炎蛹 新装版: 新宿鮫5 (光文社文庫)

 

毎回色んな趣好があることがようやくわかってきた本シリーズだけど、今回は放火魔と検疫と女装変態というおいおいさすがにどうなのという組み合わせなんだけどまあ面白いからしゃーないよね。女装変態なのは描写がトリッキーすぎてすぐにわかったのでもう少し引っ張っても良いのかなーとは思ったけどまあこのシリーズらしいといえばらしい。普通だったらもう少し丁寧にバックグラウンド説明してあげて、どんな内面であの反抗を行ったのか説明しちゃうよなあ。

あと毎回色んな組織で職業倫理に燃える人間を描き出すのが恒例ですが今回は検疫のおっさんで、あーあるあるって感じのいかにもな学者肌で大変良い。外国語ができて怖い物知らずででも聞き分けは良くて探究心豊富で、というまあ絵に描いたような良い研究者。もっと弱点書いてもバチはあたんねーんじゃねーかなーと思ったくらい。藪とかと意気投合しちゃってる辺りの描写は見ていて微笑ましいけど、オカマと仲良くなった辺りの下りは笑う。1度バーでドンパチ派手にやってるからこそ効いてくるキャラ立てだよなあ。

鮫島さんも突発的に大活躍しちゃって、トリッキーではあるけれどもなかなか楽しめました。