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ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

ザ・マスター

 

ザ・マスター [Blu-ray]

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ポール・トマス・アンダーソンの映画はすごいなあ。画面見てるだけで「あれ? なんかこれ普通と違うぞ」と感じてしまうのはいったい何なのか。デパートでヒロインが売り子として登場した長回しでもう「はあああああ……」と溜息出ちゃうもんなあ。

最初は何の話かサッパリわからなかったんだけど、船に乗ったところで「あれー?」と記憶が疼く。そうかそうかやっぱりサイエントロジーか。創始者も船に乗って信者と暮らしたってエピソードが強烈だったもんなあ。実際「瞬きをするな」エピソードの吸引力は結構すごくて、いやまあPTAの映像&役者の説得力が大きいんだろうけど、人間の意識ってああいう単純で非日常的な誘導によって簡単に道を踏み外すんだなーと説得されてしまう。中盤のモンタージュで壁を行き来する辺りとか、いやーほんと手に汗握る映像だよなあ。

こういう映画を自分がどれだけ読み取れてんのかわからんけれども、このくらいの塩梅がちょうどいいなあ。適切に映画の意味を読み取ろうとする感じ。もちろんそれはサイエントロジーへの前提知識と役者と映像の説得力があるからこそ何だろうけど。