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ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

KINGSGLAIVE FINAL FANTASY XV

 

わはははははなんだこれチョー面白い。いや面白いのは普通の映画の面白さじゃなくて、まあそういう基準で言うと「つまんねーな」って感じの映画なんですが、それはさておきなんだこの映像の文法! 今まで慣らされてきたものとは全く別の世界の法則で映画が一本作られてるぞ! すげえ! 本当にすげえ!

大体最初のドンパチシーンで主人公の顔のアップが全然入らないとかマジで意味がわからない。普通ああいうシーンって感情移入の対象が必要でそのためには表情のアップで共感とっていくわけじゃないですか? でもねーこの映画はCGだから顔芸で見せようとかもう全然これっぽっちも考えてないんだよね! すごい! カメラは物理法則から解き放たれて動いてるのがデフォルトで、いやまあ最近はドローンとかでそういう絵も多く見るようになってきたけど、でもさーそれって普通の映画だとFIXのショットとの対比なワケじゃないですか。だからクレーンに映像的なサムシングが宿るわけじゃないですか。いやまあそういう意味では緩急がついてないところもあるよなーとは思うんですが、いやでもそもそもそのカメラの動きとか忙しない無意味なカット繋ぎとか、映像の強度というか、じっくり見せるだけの情報量がないところに起因しているわけでしょ? だからある意味必然よねー。

ライティングももうぺらっぺらに明るく、いやそもそもこの黒い色彩設定いくら何でもどーなのよ? という感じではあるんですが、まあゲームだと自分がキャラクター動かすからそこら辺の対比を作るのってむしろこのくらいのほうが良いバランスなのかなーとか思ってしまう。いやでも実際どうなんでしょうか。なんかライティングの基本思想が全然違ってそうで楽しい。

カーアクションとか落ちそうなシーンのギリギリギリとか、そういう明らかにCGでは難しいよね、という表現にも果敢に挑戦していたり、なんか映像について真剣に考えてるからこそ導かれた解って感じがして、体験として大変大変面白かったです。