そういやこのクラシックを見てなかったので。
昔のホラー映画って結構しんどいなーと思うことが多いけれども、この映画はなるほど確かに一つのジャンルというか歴史に残るモンスターを創っただけあるなあとは思う。
面白いのは吸血鬼の存在とか形式とかがすでに所与のものとして存在していることだよなあ。ゾンビ映画って最初そもそも「ゾンビとは何か?」ってところから話がスタートするじゃない。前提として吸血鬼の伝説があり、それを映画の形でリブートしたって感じなんだろうなあ。
ストーリーはゴシックホラーのお屋敷から始まってから、意外や意外舞台が都市に移動するのね。しかもそこで次々に美女が毒牙にかかり、そのしつこさがきっちりドラキュラのキャラ立てになっているのが良いよなあ。っていうか完璧に美女が寝取られる話だよねぇコレ。最初は男性が女性に襲われる展開だし、同性同士だと暴力によって屈服させられるわけで、最初からドラキュラの吸血は性的な比喩として機能してたのか。そういう意味ではポランスキーの吸血鬼の同性愛的な振る舞いは確かにパロディとして成立してんのかもしれんなーと思いました。
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