ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

コヴェナント/約束の救出

 

この映画はまだ見てないよね? なんかアフガニスタン舞台の話は色々見ているので、印象がどうしても被ってしまう。まあしかしこの映画はさすがに特徴的か。中盤の逃避行の部分はだいぶ印象的で、さすがに一度見たら忘れられない展開のように思える。

しかしまあ、なんというか単純にコレ友情の話としては見られんよなーというのが正直な感想だった。アメリカの映画だからこういうアングルで描かれているけれども、実際のところ地元の人間からして見れば、アメリカに移りたいからって米軍に協力する地元民ってどういう風に見られてるわけ? というのは思う。まして、アメリカが地域に完全な安定をもたらした、ってわけでもないわけじゃないですか。すぐに救出に向かわなかったところも含めて、なんというか、単純な感動の物語というわけにはいかんよなーと思う。いやまあ、そもそも戦争映画で単純な感動をしちゃいかんだろ、というのはあるのかもしれない。

ってか、監督がガイ・リッチーなのも、そこら辺に関係してくんのかしらねえ。ガイ・リッチーの映画であるって感じは全然しない内容だよなあ。でも、イギリス人という監督の立ち位置が、アメリカ軍を多少距離感を持って描く弧とができているのかもしれないな、とも思う。