これは泣いちゃうじゃん……いやー……やっぱりこういう、成長過程の人間が自己肯定感を獲得していく話を見ると、感動してしまうなあ。
「アンネの日記」もそうだけれども、やっぱり「日記」というのは大変重要な表現方法なんだなあ、というのを痛感させられる。自分の想いを文字に起こすことで、自分と向き合うことができる……というのは日記の大事な役割だろうけれども、それは誰かに読まれるということで他者を意識させる役目も持つんだなー。自分の命がいつ失われるともわからない日常の中で、自分と向き合うことは苦痛であるし、その攻撃性を周囲に向ける方が楽だよなー。
まあしかし、ちょっと上司の先生の描き方が可哀想過ぎるかな、というのはちょっと思った。ストーリー上わかりやすいけど、あそこまで悪役として描くのは、この内容の物語を作る上で、ちょっと単純化しすぎじゃない? みたいな。パートナーの描き方も、なかなか難しいところよねえ。まして事実が下敷きになっている話なワケだし……
あとそもそも、これは制度と制度からこぼれ落ちるものの話だよなあ。本来過程やコミュニティが担うべき役割を、果たして教育機関がどこまで肩代わりできるか、みたいな。個人の努力に寄りかかるだけではなくて、これがちゃんと仕組みとして大体できるようになると良いとは思うけど……まあ、そういうのが大事、と皆が認識するのが第一歩ではあろうかしら。
