ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

スティーブン・ユニバース シーズン1

 

あーなるほどー。こういう風なつくりでやるのかー。

カートゥーンアニメってそんなにたくさん見たことがないので、色々新鮮な驚きがある。第1話から説明少なく設定に裏打ちされたエピソードでガンガン回して行くけれども、各キャラクターの役割は明快で見ていてもストレスがない。全体の構成はしっかりしているので、続けてみればちゃんと世界の謎がわかるようになっている、みたいな感じ。っていうか、話が後半に行けば行くほど、場所の役割も合わせてしっかり作ってから美術設定したんだなー、という感じがしてきて大変に良い。

Season1の印象で行くと、キャラクターに好感が持てて、単話のエピソードのクオリティも高いので、後半の続き物のエピソードがちょっと拍子抜けしてしまうところは正直あった。「何かがやってくる」「それに対して準備しなきゃ」というのが続いたのは、正直ちょっとだけストレスだったなあ。

ただ、クライマックスはそれに相応しいだけの内容があったというのも正直な感想。スティーブンの身体の特性とか、合体に関わる話であるところとか、そういう伏線がきちんと効いていてとても感心する盛り上がりだった……

のだけれども、一番感心したのはその後のエピローグ的エピソードだよなあ。この長いシリーズを、ああいう形で締めるのは、すごい作家性だなーと本当に感心してしまいました。いや、面白いよコレ。