1で涙腺をやられてしまったので2も見たけど、まあ概ね満足なデキ。
白眉は1のアンサーとしてのエロシーンがちゃんとあったことだよなー。美しいラブシーンだったと思うよ、マジで。Season2は、むしろ三田村のドラマといってもいいくらいの内容だよなー。
村西とおるがバブルの権化のように描かれている作品ではあって、バブル崩壊とともに彼が没落していくことは必定というか、むしろようやくこうなってくれたのね、みたいな安心感すら覚える。それまでの展開も、そこまで成功した感じがないからストレスフルではあるんだけれども、まーそれを言ったら全体的にストレスしかたまらない話だからなあ。
ラストは主要人物を殺す事でなんとか村西とおるを戦線復帰させるわけだけれども、そこら辺はかなりアクロバティックというか、難しいところだよねえ。人間だからそりゃあまあ生きる事が許されるべきだけれども、「お話」としてはもうどうしようもない業を背負わされちゃってるわけで。
でもまあ、それもなんとか飲み込める感じがするのは、やっぱり「あんな傑作がもう一度撮れるわけがないだろう!」みたいな絶叫があったからかなあ。あれ以降、作品性を追求する村西は死んでいたと考えると、見え方が全然違う気はする。
あ、あとやっぱり女性のメイクの人が監督になるのはめちゃくちゃ安心できて良かったです。