ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

風の無法者

 

リー・ヴァン・クリーフが正義に目覚めていく!? いや普通無理でしょ!! と思いながら見たけどなんかあれよあれよという間に保安官に祭り上げられちゃう展開は面白い。この役者のニヤニヤ笑いみたいなのが聞いているというか、なに考えてるかよくわかんねーから、ラストであんなテキトーなことされてもまあ説得力生まれちゃうのよね。そもそもカバンをすり替えたところで、自身がめちゃくちゃ容疑者になるのは確定してるのに、そこら辺何にも考えている感じねーもんなー。さすが「風の」無法者である。

そういう意味ではヨーロッパ人の彼の行動がいちいちちゃんと立っているというか、善人って振る舞いで大変良かったです。超大味なストーリーでも、悪役はじめキャラクターにある程度の説得力があるからこそ、まあいいかってなるところはあるなーと思いました。

しかし途中で敵がやってくるシーンのクロスカッティングのしつこさには爆笑した。あそこ、あんなに繰り返しやる意味あった?