ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

カクテル

 

トム・クルーズがカッコイイ! という映画だな……いや、マジでカッコイイ! 以外のことがほとんどない内容で、潔さに笑ってしまう。だって急にバーテンダーの才能に目覚めて、序盤の大学の努力パートが、サクッと忘れられてしまうわけでしょう? で、ストーリーのメインは女と金の話ばかり。ニューヨークでトム・クルーズがカッコイイバーテンダーになったら、お金を持った女性がワラワラやってくる! でも真実の愛はお金を拒絶してこそゲットできるよね! いやー、ここまで割りきられると逆に潔いなーと思います。

いやまあ、ストーリーのためにコマとなって動かされる女性もなかなかアレだとは思いますけどね。妊娠してシングルマザーになることを決意した女性の描き方ってホントにアレでいいのか? 翻心のタイミング、トム・クルーズからすればそりゃあドラマになってるのかもしれないけれども、女性側のドラマは、あの程度の説得で気持ちが変わっていいのか? いやー、どうなんだ? 本当に子どもの幸せを考えた母の決断なのか? バーテンダーとして稼ぎを得る彼の生活は、根本的には何も変わらないと思うんだけどなあ……