ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

MIFUNE: THE LAST SAMURAI

 

うーむー。なんと悲しい映画なんじゃ……現実の人物を題材に取っているから、ああいうラストにならざるを得ないのはしょーがないんだけれども、それにしたって物語として悲しすぎるっちゅーか……黒沢と別れた後の人生の展開を、どう受け取って良いのかわかんないよ。特に黒沢は、曲がりなりにも後半で再起して、ちょっと毛色の違った映画を撮れたワケじゃん。でもさあ、三船の最後はさあ、いやあ……

多分海外向けに作ってあることもあって、前半の「チャンバラ文化とは」みたいなのをちゃんとやっていてとても良い。参考に出た映画は「雄呂血」しか見たことなかったけれども、なるほど初期は歌舞伎とかから引っ張ってきてたんだなー。初期の映画が舞台を映像化するところから……みたいなのは、まあどこでも同じなんだね。なるほどなあ。

作品は半分「黒沢映画はすごい」ってことを言う内容なわけだけれども、まあ確かに黒沢映画はすごいからしょうがないよね。なんであんな傑作をバカスカ撮れたのかマジでわからん。そして、「赤ひげ」以降映画が撮れなくなってしまうのも、ほんとよくわからん。このドキュメンタリーではあえてあまり深く突っ込まれていなかったけれども、本当に知りたいのはその辺りだよねえ、きっと。

それにしてもスピルバーグとスコセッシはなんにでも出てくるな。っていうか、そうか、「1941」って三船も出てたな。すっかり忘れてたぜ。