ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

グーニーズ

 

グーニーズ [Blu-ray]

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昔地上波で見たことはあるけどちゃんと見たことはなかったシリーズ。

漠然とテキトーな映画だよなーという記憶はあったんだけど予想していたより5倍くらいテキトーな映画でビックリした。こんなテキトー具合で映画が一本保ってしまったことのほうがすげーかもしれない。っていうかエピソードの少なさを登場人物の多さでカバーしよう! みたいななんの脳も使っていない割り切りは良きにせよ悪しきにせよすごい。水道管の下りのどーしょーもなさとか失笑しちゃうもん。あれ完璧にその場で思いついたコントみたいなヤツだよねー。

と、散漫な登場人物の中で群を抜いてキャラが立っているのは間違いなくデブで、デブが物を壊して食い物を食うだけで面白いのはマジでズルい。登場シーンのキャラ立てからしてひとり格が違ったもん。そこまでシェイクをぶっ飛ばす必要ねーだろ(笑)。んでひとり過酷な運命をせおわされたデブが、この映画で最も子供怖がらせポイントとして機能しているフリークとカップリングされちゃうのは、正しい。最初のチョコシェアの下りとかの描き方も圧倒的に正しい。正しいんだけどー、ホントにいいのかなーと思っちゃうところもあるよね。見た目は気持ち悪くて頭も足りないけど実は優しく頼れるってキャラ、まあホントにクリーチャーにしちゃうならわかるけど、一応ファミリーを置いて家族として描写してるわけじゃない? いやー、今見るとなんかこうヒヤヒヤしちゃうなー。