ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

ボーグマン

 

ボーグマン(字幕版)

ボーグマン(字幕版)

 

いやはや辛い。現実のタガが外れて「何故こうなるの?」という不安に苛まれる話というのは魅力的だけど、そもそもそこで描かれている現実に興味が持てないからなあ。ぶっちゃけあの家族がどうなろうともどうでも良いし、乗っ取る側にも何も感じないし、攻防とかは特になくジワジワと浸食されていく様子に興味もないし、コレだけ話を引っ張る意味もわからない。全体的にどうでもいい。いやまあ積極的に読み解いてなんやかんやを見いだせば、もっと面白く観れたのかしら。自分が面白く観る努力を放棄していただけなのかしら。いやなあ、しかしなあ、そういう気にもなれないもんなあ。勝手に『メタルヘッド』みたいなのを想像していたオレが悪いのかそうなのか。いやそこまでわかりやすくしなくても良いとは思うんだけど、でもなあ、全然興味が持てなかったなあ。

唯一気に入ったのは死体の処理のしかたで、頭をコンクリ詰めか何かにして湖底に沈めるあのシーンは大変美しい。バケツに頭を突っ込むのも大変良いが、あの濁った湖底に3つの死体が逆さに立つあのシーンは、それまでのストーリーとかどうでもよくてうっとりと見入ってしまった。