ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

究極の対決!世界の凄腕スナイパー

 

ヒストリーチャンネルのドキュメンタリー。映画ではないやつか。

スナイパーがその技術を競う競技大会がある、というのはちょくちょく色んな作品で見てる気もするけれども、具体的には何するのか全然知らなかったので、大変面白かったです。

スナイパーにプレッシャーを与えるために、大きな音とか出すヤツ、第三者の立場から見ると「ホントにそんなの意味あんの?」とか思うんだけれども、現場にいたら生理的に影響受けちゃうんだろうなー。スナイパーはそういう生理的な変化に動じないようにしなきゃいけないわけだし、まして本番は心理的なプレッシャーもかかるわけか。なるほどそりゃあ睡眠時間も削らせますよね。

しかしコレやるとそんなに疲労が蓄積されるんだな。最後の方のキムス・ゲームとか、きっと通常の状態なら普通にクリアできるような障害物のはずだよね。普段から肉体を鍛えているはずの人間が、ああも障害に苦戦しているところを見るのは大変新鮮。

あと、義足のスナイパーのエピソードはなあ、本当に見ていて心打たれるなあ。障害者のハンデキャップを越えて活躍できることと、戦場の極限状態ではハンデキャップがなんの言い訳にもならないこと、そのふたつがせめぎ合う競技会でなかなか訴えかけてくるものがありました。