ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

アウラ 未知のイゾラド 最後のひとり

 

いやー……すごい……面白すぎる……

正直ちょっとドキュメンタリーとしての展開には欠けるというか、そこでそういう結論出して良いの? というかそれってサクッと出せるんじゃね? みたいな感じはしてしまう。

だがまあそれを圧倒的に置き去りにするくらい、現実の人間の存在感がヤバすぎる。今はなき相棒が感情の読み取れない表情でジッとカメラを見つめるの本当にヤバイ。怒りでも優しさでもなく、感情の読み取れない複雑な表情で相手を威嚇するんだなあ……いやあすごいなあ……あの表情と、それで見つめられたときの不安を疑似体験できただけで、もうかなり満足でありますマジで。あとはなー、唐突に殺人経験ありの過去のが差し込まれるあたりとかなー。圧倒的なリアリティの前に平伏すしかないよなー。いやあ……

それにしてもこれだけ時間が経ってもあのレベルでしかコミュニケーションとれないんだなーという感じはある。まあサンプル数が少ないから個人の資質によるところもあるんだろうけれども、単語レベルで文法とかにまで行けてない会話だったよなー。っつーか文法なんて地理的に近い民族で結構類似してたりしないものなのだろーか。そういう学術的な側面の切り込み方はもう少しあっても面白かったなーとは思った。