ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

鬼滅の刃 無限列車編


【アニメ】「劇場版」「鬼滅の刃 無限列車編」公開中PV

みんなエヴァ見に行ってる中オレはなぜか鬼滅の刃を見るのだった。アンテナ低ー。とはいえ平日午前中なのに結構お客さんも入ってて、えーこのタイミングでこんなに動員伸びてんのやばくね!? という気持ちになる。

でまあ、見ていて思ったのはやはり鬼滅の刃って禰豆子がポイントだよなーというところで、だからこそあの無意識描写に繋がるのだろうと思うけれども、しかしこの映画のラストにもあるように、上限の月が出て来るとタイムスケールが人間の認識を越えて、感情移入が大変しづらくなってくるよね。まあ、今回の敵も「同情の余地はない」みたいに書かれてしまっているわけだけれども、そこら辺のコントロールは作品全体にとって大変スリリングなポイントなので、気になりはする。

映画としてはちょっとかなり厳しいというか、雑。辻褄的に厳しい所も色々あるけれども、一番キツいのは「無限列車編」という強い言葉を使っておきながら、機関車としての面白さがあまりなかったところで、結局「触手を生やす」くらいの飛躍で収まってしまうのかーというのはだいぶ期待外れだった。もう少し舞台そのものに何か魔力みたいな物が宿ってくれると良いんだけどなーと思った。鬼の設定が汽車の属性に合ってないのも結構デカいよなー。

あとラストは逆に感心。あんなに何もない内容なのに、ゴリ押しであんなに引っ張れるんだなーすごいなーと感心しました。