ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

フィレンツェ、メディチ家の至宝 ウフィツィ美術館

 

フィレンツェ、メディチ家の至宝 ウフィツィ美術館 [DVD]

フィレンツェ、メディチ家の至宝 ウフィツィ美術館 [DVD]

 

立て続けにアートの映画である。

ナビゲーターが謎。お前だれやなんでそんなスーツきてるんや。っていうかメディチ家は有名人が多すぎてよくわからん。もうちょっと差別化して欲しいです。

内容的にはフィレンツェのあれやこれやは多少なりとも知っているもんで、あーはいはいクーポラねーとかポンテ・ベッキオが見えるなーとかまあだいぶ楽しかったんだけど、ウフィツィの至宝をダダダダダーって並べ立てられると、いやー改めて壮観ですなー。っていうかその前のサンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂とかヴェッキオ宮殿とかでもうだいぶ満腹感があるのに、なにあの歴代ラスボスが突然束になって襲ってきた! みたいな感じ。っていうか「春」「ヴィーナスの誕生」って同じ美術館にあったわけ? ダヴィンチもミケランジェロもラファエロもあるのに? ずるくね? ずるくね?

印象深かったのはアルテミジア・ジェンティレスキで、そもそも女性画家ってあんまり知らないなーという中で、あんな過激な絵がドガッと出てきて大変ビックリした。しかも結構フェミニストが研究対象にするようなバックグラウンドがあるみたいで……うーん、大変興味深いなあ。

あと、いくら美麗な映像でも絵画って動画での見せ方には趣向を凝らしづらそうだよなーと思って見たところ、ミケランジェロの「ダヴィデ像」はここぞとばかりの過激ライティングで笑ってしまった。アレはやり過ぎでしょ!