ムーラン・ルージュ! あー、バズ・ラーマンでも出てた画家の人なのね……とか思っていたらゴッホが立て続けに出てきてビビる。いや冒頭で時代がドンピシャだったしモンマルトルにいたから会ってそうだなーと思ったらバッチリ出てきてるじゃん! というかあとでゴッホの肖像画とかも書いてるじゃん! 適当に再生しただけなのでビックリした。実は同じ門下だったのね。
でまあロートレックなんだけど、さすがにこのレベルならオレも知ってる知ってる見たことある。そーかーこういうところにもジャポニズムの影響があったりしたのね、とだいぶ納得。そういやリトグラフも浮世絵も大量生産品だもんなー。そんな作家が美術館に飾られる、というのはなるほど確かに時代の転換点ではあったのだろーなーと思う。
映画の内容は、まあわからんでもないけど偏屈な芸術家が自尊心と女性関係に悩みながら身を持ち崩すってアレで、いやまあこんなにストレートで良いのだろうかとも思う。いやいやそこはフツーに申し出受けろよとか言いたくなるけれども、そういう性格だったらもっと楽に生きられた人の話だしねえ。というかこの時代にアブサンが出てくると「あーもうこれは無理だ」って感じがしてこわい。