俺振り返るとあんまりコッポラに思い入れないんだなあ。『ゴッド・ファーザー』はさすがにすげーなーという感じがしたけど、実はあんまり他の映画ピンとこない、というかあんまり観てない。ってかそうだ自分未だかつて『地獄の黙示録』観てないとかいう間抜け野郎なのだった。結構抑える映画抑えたつもりだけどこういうドスタンダードなの抜けてるのでちゃんと潰していかないとなー。
なんてことを枕に書かなきゃ文章が書けないくらい、ボーッと観てしまった。いやボーッと観られることはすごいことで、大抵こういう青春なムービーはとりとめもない展開に途中で飽きたりとか、あとラストのいかにもやりきれない感じにまあそうだよねーとかなったりするんだけど、この映画は不思議と観られた。そこら辺はさすがの演出って感じなのかしら。ま、モーターサイクルボーイのキャラがきちんと立ってるってことなのかなあ。でもバイクボーイって訳はないと思う。
あ、アレですねこのパートカラーはクロサワリスペクトですね！ くらいのざつーな感想しかないのがちょっと自分もうちょっと語彙を増やさなきゃなあと思わされました。しかしまあ、このくらいわかりやすく重要なところに出されると、ちょっとやりすぎかなあ、と思わなくもない。『シンドラーのリスト』くらいの塩梅が好みですはい。
