ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

チェ 28歳の革命

 

チェ 28歳の革命 (字幕版)

チェ 28歳の革命 (字幕版)

 

こ、これは面白いのだろうか……うーん、全然わからん。どう見れば良いんだ。

バンバンバンと一足飛びに場面が飛んで、それぞれのシーンに対しても取り立てて深いドラマがあるわけではなくて、どうやって楽しめばいいのかはっきりいって全然わからん。うーん、謎。自分がゲバラに対しての前提知識がなさ過ぎるってのが問題なんだろうけどさー、さすがにちょっと見せ方がフラットすぎて、どうやって退治すればいいのかちょっと引き出しがなさ過ぎるよ。キューバも革命も冷戦も、今のオレにとってはほんと遠い出来事でしかないからなあ。もうちょっととっかかりを理解できる見方をしたかったなあ。国連での出来事は唯一わかりやすくとっかかりがあった気がするけれども、それでも自分あんまりよくわかってないからなあ。よくないなあ。もう一度『モーターサイクル・ダイアリーズ』とか見直した方がいいのだろうか。

とはいえめちゃくちゃ眠かったかというと意外とそうでもないのが謎。こんな代わり映えしなくてストーリーの追い方もわからない映画だったら普通に眠くなっていたはずなんだけどなあ。序盤で咳が云々かんぬんのエピソードがあるじゃないですか。それって何かよくわからないしお話にも関わることはないんだけど、途中で咳き込む度に「あー咳をした」って思うじゃないですか。そういう引っかかりって明らかに意図してると思うんですけど、なんなんですかねあれ。だいぶ不思議な気持ち。