ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

ラスベガスをぶっつぶせ

たぶんみんな言ってると思うけどそれでもオレは声を大にして言うぜ!
全然! ぶっつぶしてね―じゃん!

ってかバグジーが人生をかけてつくってエースが車ごと吹っ飛んでテリー・ギリアムがやっつけた、かどうかは恥ずかしながら未見なのでわからないのだけれども、まあともかくそういう良くも悪くも業の深いラスベガスが舞台の映画なワケで、人間の欲望をギュッと詰め込んで煮込んで圧縮したようなその町でスマートでスタイリッシュなエンターテインメントをインテリ学生がやり遂げるなんてちゃんちゃらおかしいわ! しかも決め手は友情パワー! アホか!

いやまあ別にそれはそれでいいんだろうが、そういうものなんだろうが、しかし冬のMITと夏のベガス・貧乏と裕福・カジノの表と裏・OPとEDなんかの対比を見ていると、やっぱり裏は裏として徹底的にダーティーに描くべきなんじゃないのか? と思った。
一夜の夢を味わって一回り人間として大きくなった主人公が晴れて出世コースへ! なんてスマートな終わり方、嫌だなあ。

って実話なのかこれ。
まあ、事実ってこんなモンなのかもしれないなあ……