ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

名犬ラッシー

 

名犬ラッシー(字幕版)

名犬ラッシー(字幕版)

  • ピーター・オトゥール
Amazon

原作の力の強さを思い知らされた感じだよな。遠くに連れて行かれた犬が、元主人の下に、帰ってくる! シンプルだけれども、まーこの設定で犬を応援しない道理はないですよね、とは思う。

一方で犬が死ぬ映画であるのはちとつらい。基本犬が好きな人が見る映画だしなあ。まーラストでドキドキを演出するために、途中でそういう展開もあるよ、という釘刺しを行っておく必要があるのもわかるんだが、しかしまあつらいものはつらい。ってか、あの調教師の扱いもそうだけれども、悪人に容赦ないよね。

あー、悪人に容赦ないといえば、公爵の爺さんがしれっといい人ポジションに収まってるのもなんかビミョーな感じはするよね。鉱山閉鎖で多くの人が苦しんでる中なのに、悪い調教師を罰して、ひとつの家族を助けて、孫の願いを叶えたから、はいそれでいい人です! という扱いになるのもなんかビミョーな感じはする。まあ、だからといって他にやりようがあるかというとそれもまた難しいんだろうけど。

そういう意味では、孫娘をもうひとりの主人公ポジションに置いたのは重要なんだろうな。番号で呼ばれる寮からの脱走! みたいな突然のイベント、脚本上そんなに意味はないけれども、彼女を好感の持てる人間として描くことには成功してるしなあ。その視点があるからこそ、公爵の爺さんが上手いところに収まった、という感じが生まれているのかもしれない。