えー、これってそんなに問題作として取り上げられたヤツだったの? 英語版のウィキペディアみてちょっとビックリしてしまった。なんか話がとりとめもないなあとは思ったけど、ショッキングな内容には思えなかったので。いや、とりとめもなくホームレスを殺すってのがむしろ問題だったのだろうか? なんの脈絡もなく残酷なことをする、ということに、ショックを受けた人がいたのかなあ……
でもこうやって見ると、電動ドリルによる殺人ってビジュアル的にはだいぶ大人しいよなあ。ぶんぶん武器を振り回すでもなく、身体ごとドリルで接近していって、身体に穴を開けるというのは、全然地味。ナイフだったら、何度も刺したり肌を切り裂いたりのバリエーションが作れるところじゃないですか。演出的メリットといえば、音くらい? そういや、冒頭に音への注意書があったしねえ。こうやって比較すると、チェーンソーって本当に優秀な武器なんだなあと思わされたりした。
にしても、マンハッタンが舞台か。まだエイズが猛威を振るう前で、芸術家がブイブイいわせているニューヨークの空気感みたいなのは伝わってきた感じはする。ヒップホップの感じはそんなにないけど、ホームレスがたくさん出てくるあたりが、時代の空気なんだろうなーと思いました。
