ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

リベンジ×リベンジ

 

リベンジ×リベンジ (HJ文庫)

リベンジ×リベンジ (HJ文庫)

 

 キャラクターの生き様に心を熱くさせたいならエピソードを磨かなければ話にならない。コレでキャラクターが立てられていると思っているのなら間違い。

ストーリーのどんでん返しで驚かせるのにも、プロットに切迫感が足りない。大体ラストのどんでん返しで「うわ主人公死んだ!」なんて思うヤツは誰ひとりとしていない。
こういう消費される娯楽の場合、世に出回るハリウッド映画なりなんなりと比べて、自分の作品を客観的に見られなければ、難しいんじゃないかなあ。
ともかく伝えるべきことがハッキリしていた『おーぷんハート』の方が良かったように感じた。