ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

悪魔のハイウェイ: ジョン・マカフィーの数奇なる人生

Watch Running with the Devil: The Wild World of John McAfee | Netflix Official Site

マカフィーは、この映画に繋がる直前くらいまでの内容を追いかけていて、スカトロ趣味とかがこんなにあからさまにされてていいのかよ!? と思ったが、この映画では密着取材でその実際の生活を追いかけていて、まーその程度どうってことないんだろうなーとも思った。

っていうか薬物とアルコールのやり過ぎで被害妄想に追い立てられる……というのはいかにもベタな症状だけれども、この人の場合それに「世界屈指のセキュリティソフトを作成したハッカー」という属性が入るからミョーな真実味が生まれてしまうんだな。セキュリティソフトなんで内側でどんなデータを引っ張ってきてるか知れないわけで、時代的にもコンプライアンス意識なんてどーだったかとかわかんないから、もしかしたらそこら辺の繋がりで色んなデータぶっこ抜いてるかもしれないなあと思うし、そのぶっこ抜いたデータから世の中に対する不信が育ったとしてもそりゃあわからんでもないなあ、と思う。

しかし惜しいなあと思うのは、取材する側の立ち位置がよくわからないところ。これは密着取材であることに価値があって、しかも相手は周囲を振り回すタイプの人間なんだから、もう少しインタビュワーが側の人間性を明確にすることで、視聴者を感情移入させることができたんじゃないかしら、とは思った。現状ちょっととりとめがない感じがすごくする。