- 出版社/メーカー: アミューズソフトエンタテインメント
- 発売日: 2011/10/28
- メディア: DVD
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構成勝ち。原作からかどうかはわからないが、この二重構造を並列して走らせながら、思い出の場所によって時間を繋ぐその編集が素晴らしすぎる。特に後半のカット繋ぎは、映画を観る喜びを思い知らせてくれる。
冒頭の子供を盗み出すシーン、ラストの写真屋の主人との再会のシーンなど、一歩間違えれば大変なことになってしまう箇所が、きちんと演出されていたのも素晴らしかった。
この脚本家は本当にこういう女性視点の映画向きなのだと思った。序盤の女性のやりとりの有無を言わせぬ説得力はたまらない。