ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

失敗の科学

 

あーうんこれは面白い。自分が論理的だと考えている人ほど読むべき本だな。

インターネットを見ていると、高学歴の人間ほど自分の失敗を認めたがらない、というのを本当に頭の中に刻むべきだよなーと思う。感情的な振る舞いを馬鹿にしている人が、自分の誤りを頑なに認めない姿ばかりが目に入ってくるからなあ。そういう人を目立たせてヘイトを買って注目を集めるアルゴリズムはクソだなーと思うけど、まあ見事に人間の脳の仕組みをハックされてるよねえ。

近年よく心理的安全性みたいなのがいわれているけれども、もちろんそこら辺の話でもあるよね。航空業界は「ブラックボックス」という仕組みがあって、それが検証可能性として見事に機能しているワケだけれども、それで連想するのは公文書の保管だよなあ。いやほんと、アーカイブって大事ですよ。

途中、日本の数学の成績が良いことがちらっと触れられているけれども、それって正解と失敗が判断しやすい「答え」があらかじめ用意されている分野だから、というかんじがするなあ。この本で難しいとされているのは、答えが用意されていない分野でどのように正解を求めるかというところで、その曖昧なものを失敗と判断することが日本では難しいんじゃないか、という気がする。