ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

TOMORROW パーマネントライフを探して

 

あー、これ2015年の映画か……もう10年前なのね。

こういう啓発系で持続可能な社会を求める映画って、まあ色々見てきたけれども、この映画は全然印象に残らないなあ。様々な場所とジャンルを横断して新しい社会のヒントを探す――なんだけど、それぞれの内容が薄い。例えば土壌と農業の話にしたって、それだけのドキュメンタリーは単体であって、そっちのほうではかなり深掘りされているわけで。この映画の取り上げ方だとだいぶ上っ面というか、説得力が足りない気がするよ。

そしてまあ、それに輪をかけて凄いのが演出、というか音楽だよね。意識高い系のドキュメンタリーには、感動的で行動を促す音楽がつきものなんだけど、その極みといっても良いんじゃないだろうか。たぶんコレ、歌詞をちゃんと聴き取れてたら、さらに凄いんだろうな……そもそもこういう映画って、自発的な動機づけを作らなきゃならないじゃないですか。なのにこういう押しつけがましいやり方のドキュメンタリーって、逆効果になるとしか思えないよなあ……

せめて、カメラを構えている制作側の人間について、もっと親しみやすさを感じたかった。飛行機でガンガン世界を飛び回って意識高い映画製作を作って旅の思い出動画挟むこのスタンス、一番届けたい人に喧嘩売ってるんじゃないだろうか……