うわー、これがもう映画になってんだな。エピソード自体はNetflixのドキュメンタリーで見たけれども、いやー、早い。
これ、なんといっても「ロビンフッド」ってアプリの名前がたまらないよな。もちろんそういうニュアンスを込めてアプリを作ったんだろうけれども、まさかここまで義賊っぽい出来事に使われるアプリになるなんてなー。そしてその製造者が義賊とは真反対の振る舞いをすることになってしまうのも皮肉というか、そりゃまあ映画化せざるを得ないって感じはする。
今まで見た経済をテーマにした映画って、まあある種悲劇的って感じがすることが多かったけれども、映画の内容はいかにも喜劇的。主人公に何らかの思想を見出してイデオロギー的にどうこうする、という内容にはなってないよね。彼は彼なりの信念と理論があるとは考えているだろうけれども、時代の流れが生み出した偶然に選ばれただけで、そこには合理的な理由を見出すことが難しい。でもその偶然こそが世界を変えかねない運動を生み出してしまう、というのがまさに今の社会で、そういう危険性を孕んだ金融の仕組みの上に、我々の社会は成り立ってしまっているんだよなーという感じ。そういう意味じゃ、あの猫は空っぽな思想のなさを象徴している気もしてきちゃうよなあ。
