いやなんだろうなコレは。脚本上明らかにファンタジーな事象が起こって、それはまあ最初からこれでもかってくらい織り込み済みで、だから話の展開自体になにか文句があるわけではない。ないんだけれども、いや、なんか普通に起こるべきことが起こっただけという感じで、なんの驚きも喜びもないというか……両親の過去見た時点でこの話の筋なんて大体想像がつくわけじゃないですか。予定調和の奇跡とか、見てて面白くもなんともないというか……
主人公が音楽の神童という設定も、特に面白くもない感じ。もっとたくさん困難あっていいよねえ。いきなり神の声を聞いちゃってるヤバいキャラクターなのがマズいのかなあ。親への憧れみたいなのに共感できる人はこのキャラでもいけるのだろうか。
それにしてもロビン・ウィリアムズは謎のキャラだったなぁ。あらゆるキャラが定型のこの話の中で、ひとりだけ「コイツ何者!?」という立ち位置なのが引っかかりを生んでいて良かった。ってか、こういう奇跡が起こって皆がハッピーになれるストーリーの中に、ああいうどう転んでも救われないキャラクター入れるのって、面白いよなあ。主人公の能力を除けば、あの共同生活のパートだけ、突出してファンタジー感増し増しで、いったいどうしちゃったの? って感じ。
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