ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

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  • エイドリアン・ブロディ
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また建築の話だ……なんか建築家づいてるな。アルゴリズムに学習されてしまったのか。

移民がアメリカにやってきてバウハウスの経験から大金持ちの下で建築を作って、という話なんだけれども、エイドリアン・ブロディはいかにもユダヤ人って感じの顔なんじゃろうか。雰囲気がある佇まいで、確かにこういうちょっと神経質そうな建築家の役は向いているなーと思いました。ってか、これでオスカーとってたのか。全然知りませんでした。

しかしこれ、アメリカという国が第二次世界大戦後にその国力にものをいわせて有能な外国人を自国に取り込んだという流れのミニチュアでもあるのかしら。芸術を愛する資本家の性格付けが、腹芸もあるけれども美的センスにも惹かれていて――というキャラ付けなのがなかなか面白い。複数の要素をこうやって入れられると、ちゃんと人間として描かれているなあと思うし、その向こう側に主人公との関係があるのもなるほど説得力があるなあ、と感じますね。そのふたりの契りによって作られたのがあの教会建築というのもなかなか皮肉が効いているなあ。