ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

ナチスに仕掛けたチェスゲーム

 

いやいやいや、さすがにいくら何でもその年から本一冊で世界チャンピオンとドローは……と思ったけれどもそこから先の展開がちゃんとしていて安心した! 閉鎖空間でその他にやることがないからチェスに没頭してめちゃくちゃ強くなる……みたいな話は前にも振れたことはあるけれども、さすがにあの年齢から始めたとしたら限度があるよねえ。もちろん銀行口座のエピソードなんかから、多少は記憶力も良いのだろうなあというところはなんとなくあるけれども……

終わってみれば、ラストの大ネタひとつの映画で、でもそれがすっかりハマっていたからもうそれでバッチリOK! という感じではあるかしら。並列で語られる時間軸が、回想のように見えて実は……というのがなかなか良くできているよね。船の中の出来事が幻想的で、「あれ? ナチスの拷問で見えないものが見えるようになってしまったのかな……」という二重の仕掛けになっているのがまあナイスな引っかけだよねー。