ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング

 

ジョークみたいなところがよくわからんのがキツいなあ。たぶん体型とかに関わる弄りみたいなののニュアンスが含まれていて、それも含めて作品を鑑賞しないとならないところだと思うんだけれども、そういう細部は文化が違うとやっぱり拾えないからなー。テーマ的には大変重要なことをやっていると思うんだけれども、ストーリーラインのポリコレ的な評価だけで「良くできてるなー」といってしまうことには、躊躇した方が良いのだろうなあ、みたいな風には思った。ラストの方とか、この課題をどうやって解決するんだろう? みたいな所がちょっとお座なりすぎるよねえ。かなり難しい展開だとは思うんだけれども、それでも、現実を直視するところにもう少し説得力が欲しかったなあ。っつか、別に愛が魔法を解くきっかけで良かったのじゃないだろうか。普通展開が逆じゃないのかしら。

しかしまあ、不満は色々あるけれども、あのすれ違いデートのシーンでもう俺は大喝采しちゃいましたわ。すれ違いがあそこまでキッチリハマったら、脚本家は気持ちいいだろうなあ。別れを電話で切り出すシーンまでの流れ、完璧じゃないですかね。

あとそもそも、彼女から見た美しい自分の姿を、主観映像として映さないのがとても良いよなあと思った。あくまで彼女の理想の美を創造するしかないという構造がなかったら、この映画、ずいぶん陳腐なものになってたんじゃないかなあ。