ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

私立探偵 濱マイクシリーズ第二弾「遥かな時代の階段を」

 

第一弾よりは不思議要素が挟まってきて、なるほど納得。横浜という土地に魔術的な要素を植え付けるため、手を替え品を替え色々やってるなーって感じ。ヨコハマメリーも名前くらいは聞いたことがあるけれども、ああいうのを持って来てなんとかフィクションと現実の土地を繋ごうとしたんだろうなあ。そこら辺、土地の空気を知っていたらもっとのめり込むことができたんだろうか? がんばっているなーとは思ったけれども、そこまで共感できなかったのはなんでだろ? 「戦後」みたいな時代を匂わせるキーワードがあんまりピンとこなかったからかなあ。TVシリーズだと、コレより全然突飛なことが起こっていた気はするけれども、それでもかなり地続き感を感じられて良かったんだけどなあ。ちょっと不思議な感じである。

あとまあ、親子のストーリーなのはわかるんだけれども、もうちょいマイクの性格とかを先に知りたいと思ってしまったのもあるのかもしんない。前作はハードボイルドではあったけれども、しかしハードボイルドのキャラって結構内面が伏せられてる感じがあるわけじゃないですか。TVシリーズだと、もう少し弱味とかユーモアとかの人間臭さを感じられた気がしたんだよなあ。その上で母親との関係性を描かれたら、色々納得したんだろうか。まあでも文芸上色々読み落としているよーな、気も、するな。