ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

ドラキュラ公ヴラド・ツェペシュ

 

いやー、あの辺りの地理をもう少し頭に入れとかないといかんな。ブダペストはさすがに世界遺産とかで街のイメージが掴めるけれども、トランシルヴァニアとかワラキアとかその差異がよくわからん。もっと解像度を高めないと話が上滑りしてしまう。良くない。あとオスマン帝国とかバチカンとかの関係についてはなんとなくわかるんだけれども、カトリックと東方正教会の関係とかが挟まると途端に「むむむむ?」となっちゃうのもある。一応一通り歴史の流れは掴んでいるつもりでも、そこで具体的に当事者がどのような影響を受けるのかってところを実感できてないんだよなあ。

とか色々反省点はあるけれども、串刺し公の人生を一通り概観できて良かった。最後にちらっと触れてあるけれども、本当に吸血鬼としての印象は後世の創作って感じなんだなあ。ま、そこら辺はエリザベート・バートリと似たようなところなんだろうけれども。そういう強い印象を後世に残すほどの英雄だった、というのは大変良く理解した。

にしても、当時の小国の生き残りって本当に大変ね……あくまで貴族の力が強くて、国王の力が微妙だったのもよくわかる。そんな中で無茶な戦いを強いられたり敵国の人質になったり、かと思ったら敵に利用されたり認められたりで、話としてはめちゃくちゃ面白いんだけれども、絶対にこういう立場にはなりたくねえな、とすごく思いました。