ギリシア神話について一度全体をザラッとなぞりたかったので。
なんかものすごく人間くさい神様という話は聞いていたけれども、いやー、想像以上だった。不倫するわ嫉妬するわ復讐するわ殺害するわで、当時のギリシア人の世界観というか人間関係のヤバさがそのまま刻み込まれ点だろうなーと思った。途中からどんどん都市国家ごとの英雄の話になっていくけれども、トロイア戦争の話とか合わせて考えても、やっぱりどっかで現実と地続きの話よねアレ。日本神話とかも当然そういうのはあるんだと思うけど、一際人間くさくて笑っちゃうよなぁ。
あと全体を通して感じるのは、現在の文化に通じる固有名詞の多さ。アキレス腱とかトロイの木馬なんてのは当然有名だけれども、言われてみれば確かにそうだって単語が次から次に出てきてビックリしてしまう。あとちょっとカッコイイ単語がたくさん出てくるのも良いよね。ギリシア神話ってメジャーなはずなのに、そこまでオタク文化で濫用されていない言葉もガンガン出てきて、うーんこれはもしかしたら使えるのでは? とか思ってしまう。
にしてもこの本、左で一度サラッとふれた文字情報が、右ページで図解で復讐するような形になっているのがとても良い。ボーッと見ていると読み飛ばしてしまうようなやばげな内容も、図になると理解度が段違いだからね。というか人間関係がヤバ過ぎて図にしないと理解が追いつかないよね。おかしいもん。
