ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

告発

 

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  • クリスチャン・スレイター、ケヴィン・ベーコン、ゲイリー・オールドマン
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アルカトラズの歴史を思わず調べてしまったよ。厳重な刑務所というイメージはあったけれども、こういう負の側面みたいなところには意識が全然なかったもんで、結構ビックリしてしまったよ。

裁判で弁護士と囚人が徐々に絆を深めていくパターンの話は王道だけれどもまあやっぱり面白いよなあ。特にケヴィン・ベーコンが最初に虐待されるパートをしっかり書いて、そこの説得力がちゃんとある……というのが、最初にふたりが出会ったところの見方に大きな影響を与えているのが印象的だった。これ、最初から弁護士側の視点から描いていたら、かなり違う印象の話になるよね。

あと弁護士は弁護士でかなりキモが座っているのはいいな。裁判の途中で新人らしからぬ行動をバンバンしちゃうところ、見てる方もハラハラドキドキして、それがかなり良い感じにストーリーの牽引力になってる。裁判官がリー・アーメイなのもその緊張感をさらに引き立てる感じだしね。

最後の山場の展開もかなりいい。刑務所に戻るなら「死んだ方がマシ」ってのを本人の口から言わせるってのは、裁判そのものには大きく影響しなくても、彼の内面に強く共感させる働きがあるんだよな。結局この映画って、異常行動をした被害者の心情に本当に寄り添うことができるのか? という話だったんだなーというのがよくわかる。だからこそ、あの無情な最後のテロップが響くわけだしね。