つい再生を始めてしまったが、これはオレの見たい映画じゃなかった……オレが見たいのはもっと昔のヤツ……「ボディ・スナッチャー/恐怖の街」か、それとも「SF/ボディ・スナッチャー」か……後者は遙か前にテレビで見た記憶があるようなないような気もするんだけれども、とにかくどっちも配信で見られないんだよなあ。「ハロウィン」はようやく色んなところで見られるようになったんだから、こっちもよろしく頼みたいもんだぜ。
原作のジャック・フィニィは結構好きで、昔にちょこちょこ読んでいるんだけれども、「盗まれた街」は「莢」ってのが全然想像ができなくてそれがかえって怖かったんだよなあ。あと、早川の想定ってなんか怖いよね。
っていうか、今思い出したんだけど、そういや「盗まれた街」って青春アドベンチャーのラジオドラマでもドキドキしながら聞いてた気がするな。作者の知名度のワリに、色んなところでリメイクされてる作品って感じはするので、やっぱりこのアイディア自体に、普遍的な恐怖を喚起する要素があるんだろうなー。
とはいえこの映画自体は、その恐怖が上手く描けてるようには思えないかなあ。全体の空気がちょっと安っぽいというか、あんまり引き込まれない。SFXはある程度説得力があるけれども、しかしこの映画で重要なのは、身近な人間の中身が違っている恐怖なワケで……一番怖いのは、コミュニティの皆が走って追いかけてくる! みたいなシーンだったりするよねえ。
