なんかイイ雰囲気の話を作ろうとしてるんだろうけれども微妙だよなあ。っていうか最初にあれほど神経質で人と違ったところのあるキャラクター造形してるのに、人間に対して簡単に触れ合えすぎじゃないですか? 庭が彼女の内面の象徴として機能すべき話になってるはずで、そうするともっと自己肯定感が低い性格にして自分の手入れを怠ってるとか、男性との接し方が苦手だったりとか、普通そっちの方に話を持って行くよねえ。
庭と彼女の関係性があんまりよくわかんないし、そこで隣人がどのようなポジションかもわかんないし、だからその間に立つ料理人のポジションもぜーんぜんわからん。ってか庭をあんなに乱雑に扱う人、隣の家の料理人を雇うとか、そんな思い切った決断がなんでできんの?
なんかこう、全体的にキャラクターが悪い予定調和でできてる感じ。笑っちゃったのが双子の弟のくだり。いや、さすがにそれはないでしょ。ひどすぎるでしょ。彼女にとっての恋愛って、永続的なガーデンやそこで行われる受粉の比喩になるべきで、そこら辺が全くリンクして感じられなかったのもつらいなあ。
なんか全体的に雰囲気でいい話を作ってる感じで、好きじゃないです。
