恥ずかしながら見てなかったのである。いずれ見なければ……という作品なのはわかってたので、Amazonに来てくれて本当に助かったよ。
しかし当然と言えば当然なんだけれども、「お勉強」な内容ではあったなあ。もちろん、映画技法とかスケール感としては見るべきものがあったのだろうけれども、今だとどうしてもストーリーの密度が薄くて、長すぎる。歴史的な名作って、時間を超えてもめちゃくちゃ熱中できる……みたいなのもあるけれども、この作品はそうではなかったなあ。アメリカの歴史が身近だと、やっぱ違ったのかしら……
そしてまあ、「お勉強」という意味ではこれ以上価値のある作品もないよなあ、と思うのだった。中盤までドキュメンタリータッチでストーリーが進むのがホントにたち悪い構成だよなあ、コレ。こういう客観的な事実を装って、人種に対する偏見を植え付けるテクニックが、当たり前のように使われて、しかもヒットしてしまう……ってのは、まあ普通に考えてめちゃくちゃヤバい。話には聞いていたけれども、実際にこの目で見ると、そのヤバさが肌で感じられちゃう内容だった。
今見ると、私刑のくだりとかあきらかにヤバいことを正当化して描いちゃってるもんなあ。ジャンルの歴史の初期にこんなのがあったら、そりゃ現実と映画の関係性について色々考えるようになるよなあ。
