ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

ウォーム・ボディーズ

 

あーこれは禁じ手だなあ。全然良くない禁じ手だと思う。

そもそもゾンビって噛まれたら元に戻れないって前提があるから成り立っている存在を、もう一度人間側に引き戻すって、そりゃゾンビの意味がないでしょ。それを乗り越えてまでゾンビというギミックを使うなら、それこそ鬼滅の刃ばりにそこのテーマをネチネチ深掘りしなきゃならないはずなのに、なんか愛で人間に戻りました! とかヌルすぎる。

しかも、ゾンビから戻ることができない存在を明確に線引きしているのも最悪。ああいう「絶対悪」を置くことで、中途半端にゾンビの虐殺を正当化するの、マジで気持ち悪すぎる。ロミオとジュリエットはそのコミュニティがふたりの恋愛の障害になったわけだけれども、この映画においての「ゾンビ」って、単なる「偏見」みたいなレベルでしか機能していないよなあ。なんかさあ、「ゾンビ」であるが故に自分は人間扱いされていないのだ、だから恋愛もできないのだ、みたいなメタファーを読み取ってしまって、そこが本当に見ててキツい。ってかなんでアレで恋愛関係が育めちゃってるのか全然わからん。もっと相手のことをきちんと思うエピソード作れよ……