ビバリーヒルズ・コップってちゃんと見たんだっけ? ここの過去に記録がないとわからんな……テレビ放送で小さい頃に見ている可能性もあるからマジでわからん。
まあでもそういう過去のアレコレがわかんなくてもまあなんとなく雰囲気で見られる作品ではある。過去作が好きな人へのサービスもあるんだろうけれども、まあそこら辺は全然気にしなくてもオッケーな感じである。
まーとにかくメインテーマの強さを思い知らされる感じ。メインのモチーフをアレンジでガンガン使い回すのはサウンドトラックの王道だろうけれども、久々のリブートでここまで使い倒せるのは本当にズルいよなー。音楽が流れてエディ・マーフィが動いているだけで、まあ満足しちゃうもん……
しかしまあ、口八丁のキャラクターなのだなあという感じ。機転で問題を解決するのは映画の常道ではあるけれども、ここまで徹底してノープランで突っ込んで、しかも口先だけでなんとかしようとするシーンの多い主人公も珍しいよなあ。アクション映画ではあるけれども、それ以前に人間同士の交渉の映画であるのが大変印象に残る。
映画としては父と娘の和解の物語、ではあるものの、そこら辺は結構お座なりではあるかしら。もちろん対立関係にはなっているけれども、なんかこう話の軸がスッキリしないなあ、という気はした。事件の焦点がぼやけてるのかなあ……