デトロイトの感じとか知ってると確かにまあ怖いんだろうなあ、とは思う。
ストーリー的にもわりとちゃんとした話、ではあるのか? 色々危うさはあるけれども、ホラーなのに基本的にはちゃんと説明してあるし、何の意味であるか、みたいなところもまあわかりやすいほどにやっているよなー。序盤から、性差の問題を取り上げた作品であることはめちゃくちゃ強調されいてるけれども、その意味では終始一貫しているなあ、という感じ。
こういう話だとあの家がそもそも何の比喩であるか、というのが大事になってくると思うんだけれども、「育児の大切さに囚われた女性が現実世界と切断されて暮らしている」というのは、まあ普通に意味づけすることができるわなー。執着に囚われた化け物となった彼女に、最終的に苦しみながらも引導を渡すのが女性主人公……というのも図式としてはわかりやすいというか。まーしかし、そうなってくるとやっぱりアメリカにおけるデトロイトの役割ってのがわかってると、もっとこう納得感が増したりしたのかなーとも思った。
