あーはい、勉強になります。
ゴスロリがメディアで取り上げられるようになったくらいのタイミングをリアルで見ているけれども、当事者として体験しているわけではないので、こういう本が出てきたのは超助かった。自分で服を着たりしないと、ブランドとか覚えるわけないし、そもそも服の部位の名称とかも全然知らないしねえ。姫袖くらいしかわからんわ。
後半の時点の部分は、著者の視点からの記述なのもあって、読み物としてなかなか面白かったんだけれども、前半の特集なんかもめちゃくちゃ面白かったなあ。そもそもゴシックのビジュアル系バンドとの関係とかも全然認識が浅かったし、あと細かなスタイルのポイントなんかも全然区別がつかなかったからなあ。後の方でキッチリ触れられていたけれども、PINK HOUSEがロリィタに含まれない辺りの文脈とか、外から見ると全然わからんもんね。みどみさのふたりがどのように今のポジションになったのかの流れも大雑把に触れてあって大変納得感がありました。