ブッダがキアヌ!? いや、見てて「もしかしたら……」とか思ったけど。確かにキアヌ、アジア系の血も混じってるけど。でも、ブッダがキアヌか……わりと衝撃的であるな。
これもまあチベット仏教に対する知識を入れてから見て良かったなーって感じがめちゃくちゃあります。もちろん転生の話とかは知識として持っていたけれども、スピリチュアルめいた精神性に関わる言葉を前なら完璧に聞き飛ばしてたからなあ。「クンドゥン」とか見ててイマイチ良くわかんなかったけど、今見直すと理解度が違ったりするのだろーか……
まーしかし、映画としてはこれどーなんだ? 急に「オタクの息子さんは偉い僧の生まれ変わりです」っていわれて、それをわりと自然に受け入れてる時点で、めちゃくちゃ度量が広いよなあ。船にタコマとか書いてあったけど、やっぱりあの辺りはアジア人に対するマインドがオープンだったりするのだろーか。
いやー、でもちょっと漠然とした話であったような気はするなあ。音楽で無理やり盛り上げないでも……って感じのシーンもわりとあったし、ベルナルド・ベルトルッチ、あんまりよくわかんねーかも知れぬ。