うわー、すごい。トルコってこんなに愛犬意識が高い国だったの? 文化が混じり合った見慣れない景色の中、日常の中に犬の群がめちゃくちゃ自然に溶け込んでいて、なんかもう映像に釘付けになってしまったよ。野良犬があんな風に人間社会に溶け込むことって有り得るんだ。いやー、ちょっとカルチャーショック。
トルコって積極的に行ってみたいと思う理由と、こりゃあんまり行きたくねえなあって理由があったんだけれども、この映画を見て俄然行ってみたくなってしまった。いやあ、我ながらチョロイもんだわね……
そして犬が政府にきちんと管理された上で自由を与えられているのに対して、人間たちの抱える様々な問題が映し出されるのがそりゃまあ大変ショッキングだよね。っていうかいきなりシリア難民の子どもがシンナー吸いながら工事現場で寝てるのやばいでしょ……犬を見てほっこり、みたいな気持ちで見始めたから本当に油断してしまったよ。女性の権利運動の一場面とかも映ってたけれども、あそこもきっと文脈があるのだろうなー。
いや、そういう意味ではやっぱりトルコってやばい国、という感じはするのだけれども、しかしやっぱり街行く人と犬が自然にふれ合っているのを見ちゃうとなあ……やっぱり一度は行ってみたいなあ……